今感じてること

父親の最悪な置き土産

重大事件発覚結論から言うと、父親は多額の借金をしていた。それを知ったのは十数年前、父親が亡くなった時。何年も交流がなかったので父親がどんな生活を送っていたのか詳しいことは知らなかったが、風のうわさでは、いろいろとあったようだけど、客観的には...
幼児期のわたし

僻みっぽかった私と優秀な姉

比較対象の優秀な姉私には2つ年上の姉がいた。いたというか、今も生きているので「いる」なのだが、幼い頃の私の記憶の中にしばらくの間姉はいなかったということだ。写真もなかった。家にある私の写真は保育園時代から始まっていて、赤ん坊のころの写真も当...
幼児期のわたし

後追いと置き去り・・・

私の拠り所どんなに怒鳴られても叩かれても私は祖母の後を追った。姿が見えないと不安で、どこへ行く時もついて行った。もちろん毎日怒られたり叩かれたりしたわけではないが気が短い祖父母はすぐに手が出た。虫の居所が悪かったり、忙しいときにぐずると怒鳴...
幼児期のわたし

孤独だったひとり遊び

わたしの幼児期の一人遊びたまに来る父親が、大盤振る舞いでおもちゃを買ってくれるのはいいが、そのおもちゃで一緒に遊んでくれる人もいなかったわたし。一緒に暮らすきょうだいもいなかった私は、家では1人ぼっちで遊ぶしかなかった。とにかく毎日家では一...
幼児期のわたし

ナツメ球のトラウマ

父親のこと父親はたまにしか帰って来ない人だった。祖父母は商売をしていたので、本当はその商売の後を継ぐ予定の人だったそうだ。しかし、結婚して姉が生まれてから間も無く祖父母と喧嘩して家族で家を飛び出し、その後私が生まれて、しばらくして母と離婚。...
幼児期のわたし

風呂キャンセル界隈

風呂嫌い私は、幼い頃お風呂も嫌いだった。今でいう風呂キャンセル界隈というやつ。あの頃、自宅の薄暗い風呂は五右衛門風呂で薪で炊く風呂でとにかく熱い。しかも外にあったので裸で庭に出て裸で家に戻って着替えるという、脱衣所も何もなくキャンプ場か?と...
幼児期のわたし

入眠儀式と指しゃぶり【いくつまで?】

指しゃぶり私は3歳の頃いつも指しゃぶりをしていた。暇さえあればというか、眠いわけではなくても。精神状態はいつも不安定だったと我ながら思う。家は商売をしており、祖父母が忙しく仕事をしているので、保育園にいる時以外はいつも一人ぼっちで遊んだ。そ...
幼児期のわたし

嫌いの記憶【3歳くらい】

寂しい夕方が嫌いだった保育園の帰り道、2〜3日に1回、祖母はスーパーに寄っていた。いつもそこで三角のテトラパックに入ったコーヒー牛乳を買ってもらい帰宅すると小さいインスタントラーメンを作ってもらって食べた。自分の記憶で、いつもおやつはそれ。...
今感じてること

嫁が憎けりゃ孫まで憎い【母親に似ているということ】

本当に私が可愛いかったですか?嫁が憎けりゃ孫まで憎い。そんな言葉を知ったのはだいぶ大きくなってから。祖母から優しい言葉がかけられることは滅多になかった。何かにつけて「弘子(母親)に似て憎たらしい。」と言われたものだった。祖父は仕事が忙しく、...
幼児期のわたし

ぬくもりを求めて【抱っこを拒否されて】

抱っこは赤ちゃんだけ祖母は幼い私が抱っこを求めると決まって「今忙しいから。」とか「もう赤ちゃんじゃないから。」と言い、膝に乗ったりおんぶをせがむと「重いから。」と言って触れ合うことを拒否していたように思う。なので、私には無邪気に祖母に甘えた...